あざみ野の横浜市立図書館「横浜市山内図書館」の利用案内 | イベント情報も

横浜市山内図書館は、横浜市青葉区の「あざみ野駅」から徒歩3分ほどのところにある青葉区唯一の横浜市立図書館です。

ただ、青葉区にはコミュニティセンターや地区センター、市民図書館など24箇所の図書貸出施設があるので、市立の山内図書館までなかなか足を運ばない人も多いかもしれませんね。

そこで今回は、横浜市山内図書館の利用案内や便利なサービス、開催イベントなどについて紹介していきます。

さまざまなサービスの提供や催しを行っているので、山内図書館についてあまりよく知らないという人は、ぜひ読み進めてみてください。

横浜市山内図書館(青葉区あざみ野)の概要

横浜市山内図書館の基本情報は、以下の通りです。

住所	横浜市青葉区あざみ野2-3-2
電話番号	045-901-1225
FAX番号	045-902-4492
アクセス	◉東急田園都市線 / 横浜市営地下鉄線「あざみ野駅」より徒歩3分 ◉東急バス / 小田急バス「あざみ野駅」より徒歩4分
駐車場	施設全体で12台、身体障害者用1台 ※併設する山内地区センターと共有
多目的トイレ	あり
赤ちゃん休憩室 (授乳・おむつ替えなど)	あり
公衆電話	なし
所蔵数	158,300冊(令和4年度時点)

あざみ野駅から行く場合は、東口を出て道路沿いの坂をまっすぐ登り、先にある有料駐車場の横を通過して、横断歩道を渡ります。

そのまままっすぐ進み、右手に出てくる階段を上がったところが図書館入口です。

開館時間と休館日

山内図書館の開館時間は、以下の通りになります。

火曜日〜金曜日	9:30〜20:30
土曜日〜月曜日・祝日・12月28日	9:30〜17:00
1月4日	12:00〜17:00

12月29日〜1月3日の年末年始と、月1回の施設点検日、図書特別整理日は休館日です。

施設点検日と図書特別整理日の日程は、横浜市のHPで確認してください。

横浜市山内図書館の利用案内

山内図書館は、誰でも入館および所蔵の閲覧ができます。

ただし、本の貸出を利用したい場合は利用登録(図書館カードの取得)が必要です。

山内図書館で利用できる図書館カードは横浜市在住の人か、横浜市に通勤・通学している人、または広域利用として下記の地域にお住まいの人が取得できます。

• 鎌倉市
• 川崎市
• 逗子市
• 藤沢市
• 大和市
• 横須賀市
• 町田市

登録方法は、横浜市立図書館の登録カウンターで、本人確認書類(現住所と本人確認ができる書類)の原本と、図書館利用申込書を提出するだけです。

オンラインや郵送でも利用登録はできます。オンラインと郵送の登録方法は、横浜市のHPで案内しているので、確認してみてください。

図書の貸出について

山内図書館では、図書館カードを持っていれば、1人10冊まで(横浜市立図書館全館共通)、2週間借りられます。

図書館カードを忘れると借りられないので、注意しましょう。

なお、図書の貸出は申請者本人による手続きが原則となります。

ただし、どうしても都合がつかない場合は、以下の方法で代行手続きが可能です。

同居する家族の代行	申請者本人の利用者番号(図書館カード番号)を提示
同居家族以外の代行	「利用者番号」「申請者本人が自著署名した委任状」 「代理人の図書館カード番号」の3点を持参

また、借りた本は、インターネット(横浜市立図書館所蔵検索ページ)などで手続きを行えば、以下の条件の通りに貸出期間の延長ができます。

• その図書に予約が入ってなければ1回に限り貸出延長が可能
• 返却期日前の手続きならその日から2週間の貸出期間の延長が可能
• 返却期日以降は超過した日数を2週間から引いた日数の貸出期間の延長が可能

返却期日から15開館日以上遅れた場合は、貸出延長はしてもらえません。

図書の返却について

図書の返却は、基本的には図書館の返却カウンターに借りた本を返すだけです。

館内の本棚に直接戻しても返却とはみなされません。

なお、山内図書館で借りた本は、別の横浜市立図書館でも返却ができます。

横浜市西区の中央図書館や、青葉区の隣にある都筑区の都筑図書館で返しても問題ありません。

図書館が閉館している場合は、返却ポストから返却が可能です。

図書館以外でも、移動図書館「はまかぜ号」や、青葉区なら下記の3箇所の返却ポスト(年末年始の利用は不可)からも返せます。

• 青葉台駅　改札口そば
• 市ヶ尾駅　改札外の券売機前
• たまプラーザ駅　東急ストア入口付近

なお、上記3箇所での返却の際は、図書館カードが必要です。

ポストの返却口は、幅40cm・厚さ6cmまでのため、大型の本や紙芝居、CD・DVD付属の本は返却できません。

また、料金は自己負担になりますが、郵便や宅配便で返却する方法もあります。

横浜市山内図書館の便利なサービス

横浜市山内図書館は、単に図書の閲覧や貸出ができるだけではありません。図書館をより便利に活用できる、下記のようなサービスも提供されています。

座席予約サービス	高校生以上が対象で計33席の予約席(最長90分)が 専用ページから予約可能
活字を読むのが 難しい人へのサービス	対面朗読・拡大読書器・大活字や点字の本などを 集めた「りんごの棚」設置
青葉区図書取次サービス	区内の地区センターなど7施設で予約した 横浜市立図書館の本の受取・返却サービス
有料宅配サービス	横浜市立図書館の図書館カードを所有する 青葉区在住の人が対象の宅配サービス
山内図書館託児サービス 「やまちゃんひろば」	生後6ヶ月以上の未就学児が対象で お子様1人につき1時間500円(最長2時間 / 定員6名)

託児サービスは、山内図書館のHP「図書館のお知らせ」で、利用可能なスケジュール日程を随時更新しているので、確認の上ご利用ください。

このほかにも、調べものの相談ができるレファレンスや、貸出期間や冊数が拡張された教職員向け貸出サービスなどもあります。

知っておくと山内図書館をより便利に活用できるので、気になるサービスがあったら詳細をチェックしてみてください。

横浜市山内図書館のイベント紹介(2025年1〜2月)

山内図書館では、子供向けから大人向けまで、さまざまなイベントを開催しています。

2025年1月13日時点で申込が可能なイベントは以下の通りです。

	開催日	申込受付期間
ふるさと青葉の紙芝居	1月26日	1月11日　9:30〜1月25日　17:00
大人のための調べ方講座 「我が家の空き家問題」	2月1日	1月12日　9:30〜1月31日　17:00
特別映画上映会	2月9日	1月12日　9:30〜2月8日　17:00
第53回空とぶじゅうたん 「大人のためのおはなし会」	2月16日	1月17日　9:30〜2月15日　17:00

それぞれ定員が設けられており先着順となるため、気になるイベントがある場合は早めに申込んでおきましょう。

各イベントの概要について簡単に紹介していきます。

ふるさと青葉の紙芝居

「ふるさと青葉の紙芝居」は、5歳以上を対象とした、青葉区に伝わる民話を紙芝居で紹介する口演です。

日時	1月26日(日)　14:00〜14:30
場所	山内図書館　おーぷんすぺーす
定員	先着20名(4歳以下はおひざに抱っこ)
申込方法	1月11日　9:30〜山内図書館カウンターまたは電話(045-901-1225)で受付

青葉区の紙芝居は「牛込の獅子舞」で、そのほか子ども向け紙芝居の「びんぼうーびんぼう　だいはんじょう」などを準備しています。

大人のための調べ方講座「我が家の空き家問題」

「大人のための調べ方講座」は、知りたい情報の集め方や調べ方について学べる講座で、高校生以上が対象です。

日時	2月1日(土)　14:00〜15:30
場所	山内図書館　やまちゃんおはなしの部屋
定員	先着16名
申込方法	1月12日　9:30〜山内図書館カウンターかweb申込フォームで受付

今回は行政書士の那住史郎氏を講師に招き、「相続」をテーマとした講座で、近年問題になっている空き家問題についても学べます。

特別映画上映会

特別映画上映会は、青葉区の大葉地域で福祉や保健に関わるサービスを提供する「大場地域ケアプラザ」と山内図書館の共催企画です。

日時	2月9日(日)　10:00〜12:00
場所	山内図書館　やまちゃんのおはなしの部屋
定員	先着20名
申込方法	1月12日　9:30〜大場地域ケアプラザの窓口または電話(045-975-0200)で受付

戸塚純貴さんが主演を務めた、認知症ケアと介護職の魅力を描いた2017年公開の映画「ケアニン〜あなたでよかった〜」が上映されます。

第53回空とぶじゅうたん「大人のためのおはなし会」

一般を対象とする「第53回空とぶじゅうたん」は、「うまれる」をテーマに、大人向けにお送りする耳で楽しむ物語の会です。

日時	2月26日(日)13:00〜14:30
場所	山内図書館　やまちゃんのおはなしの部屋
定員	先着25名
申込方法	1月17日　9:30〜山内図書館カウンターまたは電話(045-901-1225)で受付

グリム童話や絵本、日本や世界の民話や昔話などから計8作品を、8名の演者がお届けします。

あざみ野や青葉区にお住まいの人は横浜市山内図書館を活用してみよう

あざみ野にお住まいの人はもちろん、青葉区にお住まいの人は、山内図書館を上手に活用してみましょう。

山内図書館は駅から近く、駐車場もあるのでアクセスしやすいです。

また、託児サービスや子供向けイベントの開催、赤ちゃん休憩室など、環境や設備が比較的充実しているので、小さい子供とも一緒に行きやすいでしょう。

返却方法も選択肢が多いので、返却が手間で図書館離れしていたという人も、気軽に図書館を利用しやすくなるはずです。

市民図書館より蔵書も多く、調べものもしやすい環境なので、これまで山内図書館を利用したことのない人は、ぜひ足を運んでみてください。