横浜市青葉区周辺の神社まとめ|初詣におすすめの神社も紹介

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2025年も残りわずかとなりました。

新年を迎えるにあたって、初詣にどの神社に行こうか迷っている人も多いかもしれません。

「子どもが小さいから遠出は避けたい…」

「近所でご利益のある神社を知りたい」

今回は、横浜市青葉区にお住まいで、上記のような悩みや疑問を持つ人のために、青葉区内や近隣地域の神社について紹介します。

初詣先を決める際や、近所の神社情報として参考にしてみてくださいね。

青葉区の主要神社一覧

青葉区は、横浜市の中でも神社の数が多い区で、大小を含めると20社以上の神社があります。

主な神社は以下のとおりです。

  • 神鳥前川神社(しらとり台)
  • 平川神社(美しが丘4丁目)
  • 驚神社(新石川1丁目)
  • 八雲神社(市ケ尾町)
  • 医薬神社(柿の木台)
  • 杉山神社(みたけ台・市ケ尾町・千草台)
  • 熊野神社(寺家町)
  • 住吉神社(奈良町)
  • 上恩田杉山神社(あかね台1丁目)

青葉区には、旧武蔵国における式内社とされる杉山神社が複数点在します。

杉山神社の御祭神や由来は諸説ありますが、平安時代から朝廷に認められた格式の高い神社です。

地域ごとに程よく神社が点在しているので、参拝しやすい環境といえるでしょう。

青葉区で初詣に人気の神社3選

ここでは、青葉区で初詣に人気のある、代表的な神社を3社紹介します。

下記の3社は、歴史やご利益にも恵まれ、地元の多くの人から親しまれている神社です。

  • 神鳥前川神社
  • 平川神社
  • 驚神社

専用駐車場がある神社もありますが、初詣の際は混雑が予想され交通規制がされる場合もあります。

初詣で最寄りの神社以外に足を伸ばす際は、できるだけ公共交通機関を利用しましょう。

各神社の特徴や由緒などについて紹介していくので、チェックしてみてください。

神鳥前川神社

1187年に創建された神鳥前川神社は青葉区を代表する神社で、初詣は多くの人で賑わいます。

二組の夫婦神が御祭神として祀られていることから、「良縁成就」「夫婦円満」「子宝」にご縁のある神社です。

御祭神・日本武尊(やまとたけるのみこと)
・弟橘比売命(おとたちばなひめのみこと)
・伊邪那岐命(いざなぎのみこと)
・伊邪那美命(いざなみのみこと)
住所横浜市青葉区しらとり台61-12
アクセス東急田園都市線「田奈駅」より徒歩7分
または「青葉台駅」より徒歩15分
公式情報
(神奈川県神社庁)
https://www.kanagawa-jinja.or.jp/shrine/1202102-000/

境内には、本殿以外に以下の神社が鎮座しています。

  • 八坂神社…病気平癒の神様として信仰される素箋嗚尊(すさのおのみこと)を御祭神とする神社
  • 伏見稲荷神社…「商売繁盛」「五穀豊穣」の御神徳がある宇迦魂神(うかのみたまのかみ)が祀られている
  • 仙元社…安産の御神徳のある木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)が祀られている

初詣だけでなく、家内安全祈願や初宮詣、七五三など家族に関するご祈祷で多くの人に利用されています。

平川神社

平川神社は青葉区の美しが丘にあり、初詣には地元の人が多く訪れる神社です。

「神奈川県神社誌」によると、田畑を害する往古神猿の霊を祀ることで、豊穣平和を得たと伝えられています。

御祭神猿田彦尊(さるたひこのみこと)
住所横浜市青葉区美しが丘4丁目48-1
アクセス・東急田園都市線「たまプラーザ駅」より徒歩20分
・たまプラーザ駅から小田急バスまたは東急バスで
 「覚永寺」で下車して徒歩4分         
公式情報
(神奈川県神社庁)
https://www.kanagawa-jinja.or.jp/shrine/1202128-000/

たまプラーザ駅から徒歩だとやや距離がありますが、駅から小田急バス(新25)で約7分、東急バス(た51・た64)なら約12分で「覚永寺」にアクセス可能です。

高台にあるため行きは少し大変ですが、西側には緑豊かな美しが丘第七公園が隣接し、参拝後は公園から街並みを眺望できます。

驚神社

驚神社は、あざみ野駅の東に位置し、馬を大切にし敬うという意味から、その名がつけられたと伝えられている神社です。

家内安全・五穀豊穣のご利益があると信仰されている神様が、御祭神として祀られています。

御祭神素戔嗚尊(すさのおのみこと)
住所横浜市青葉区新石川1丁目24-9
アクセス東急田園都市線「あざみ野駅」より徒歩8分
公式情報
(神奈川県神社庁)
https://www.kanagawa-jinja.or.jp/shrine/1202120-000/

台数は限られますが参拝者用の駐車場があり、スロープもあるのでベビーカーや車いすの人も社殿まで行くことが可能です。

落ち着いた雰囲気の神社ですが、毎年10月に行われる例大祭では、多くの人が集まり賑わいを見せています。

青葉区からもアクセスしやすい周辺神社3選【特徴・ご利益も】

青葉区に隣接する地域で、人気の神社を紹介します。

下記の3社は電車やバスでアクセスしやすく、青葉区からも参拝しやすいです。

  • 武州柿生 琴平神社(川崎市麻生区王禅寺東)
  • 大棚・中川 杉山神社(横浜市都筑区中川)
  • 長津田 王子神社(横浜市緑区長津田)

上記3社は青葉区外ですが、青葉区を含むこの地域は、かつて武蔵国都筑郡に属していたことから、歴史的にもつながりがあります。

駐車場がある神社もあり車でも行けますが、満車になる可能性もあるため、混雑しやすい時期や時間帯を避けるか、公共交通機関の利用がおすすめです。

以下で、各神社の特徴やご利益などを紹介します。

武州柿生 琴平神社

青葉区の北側に隣接する川崎市麻生区にある琴平神社は、450年以上の歴史を持つ由緒ある神社です。

御祭神には、神明社の祭神である天照大御神(天照皇大神)と、琴平社の祭神である大物主神が祀られており、境内には弁財天社(銭洗弁財天)や稲荷社も祀られています。

御祭神神明社御祭神 :
天照大御神(あまてらすおおみかみ)
琴平社御祭神 :
大物主神(おおものぬしのかみ)
住所川崎市麻生区王禅寺東5丁目46-15
アクセス東急田園都市線「たまプラーザ駅」から「柿生駅前行き(柿01)」に
乗車して「琴平下」で下車してすぐ(乗車時間約20分)
駐車場あり(第1〜第3の専用駐車場)
公式サイトhttps://kotohirajinja.com/

元旦の歳旦祭をはじめ、1年を通じてさまざまな儀式が行われており、予約制で厄除けに安産祈願、初宮詣や七五三のご祈祷の申込も可能。

交通安全祈願では、儀式殿境内に設けられている車祓所で、車のお祓いもできます。

大棚・中川 杉山神社

1994年に「センター北駅」西側に建立された「大棚・中川 杉山神社」は、比較的新しい外観ですが、平安時代から続くとされる神社です。

平安時代初期に朝廷によって編纂された歴史書にその名が記載されており、論社(杉山神社の本家)の候補の1つといわれています。

御祭神主祭神 :
・五十猛命(いたけるのみこと)
・日本武尊(やまとたけるのみこと)
配神 :
・伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
・伊弉弸尊(いざなみのみこと)
住所横浜市都筑区中川6丁目1-1
アクセス横浜市営地下鉄「センター北駅」より徒歩3分
駐車場なし(駅周辺にパーキングあり)
公式サイトhttps://sugiyamajinjya.com/

毎年10月には最も大きな行事となる例大祭、11月には七五三の祈祷が行われ、元旦には五穀豊穣と1年間の御祭神のご加護を祈念する元旦祭を挙行。

駅からのアクセスが良く、2番出口からなら階段を避けて歩いていけるルートもあります。

長津田 王子神社

長津田にある王子神社は、1596年創建の熊野新宮速玉大社の御分社です。

入り口には樹齢300年以上、周囲が3mを超えるモミの木(横浜市名木古木指定)がそびえ立ち、参拝者に神聖さを印象付けます。

御祭神・伊邪那岐命(いざなぎのみこと)
・速玉男命(はやたまをのみこと)
住所横浜市緑区長津田7丁目5-34
アクセス東急田園都市線・JR横浜線「長津田駅」より徒歩7分
駐車場あり(12台)
公式サイトhttps://nagatsuta-ouji.or.jp

王子神社へのお参りの際にチェックして欲しいのが、社殿の前で対に鎮座する「子宝の狛犬」。

子連れの狛犬にそっと触れることで、子育てや子授けのご利益が授けられるといわれています。

【青葉区での初詣や参拝の際は】自分に合った神社を選ぼう

青葉区にお住まいの人は、初詣や祈願の際、ぜひ区内や近隣の神社をお参りしてみてください。

青葉区およびその周辺には、歴史のある神社や、地域で親しまれている神社が数多くあります。

区内なら徒歩や公共交通機関で行ける距離に神社がそろっているので、気軽に参拝しやすいです。

近隣地域を含めると、さまざまな神社の中から、ご利益に応じて神社を選ぶこともできます。

ただし、行くのが少し大変な神社や、車の利用が難しい場合もあるので、アクセス情報の確認は忘れずに。

青葉区で初詣や参拝に行く際は、自分や家族に合った神社を選んで足を運んでみましょう。

名城政也

青葉台在住、2児のパパ。 横浜市青葉区に移り住んで10年以上。 実際に暮らして、青葉区ののどかさや治安の良さ、便利さを感じています。 普段はwebライターとして活動中。twitter